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AIで仕事って減るの?

 

なんかよく機械によって世の中の仕事の8割はなくなるとは言うんだけど、それについてはあまりに誤解が多い。そもそも仕事がなくなることが悪いという発想がおかしいんだよ。

仕事がなくなったらそれをしなくてよくなるんだよ?こんな幸せなことなくないですか?俺からしたら世の中の仕事を機械がやってくれるならこんなにも嬉しいことはないけどね。

 

簡単にするために100人の村で考えてみよう。みんなでリンゴを作って食べていた。(そのときの世の中の仕事はそれだけと仮定する。)そのとき、100人で耕してリンゴを作って100等分でみんなで分けて暮らしていました。みんなの仕事で生み出したものをみんなで分け合うのが世の中の構造。あなたがした仕事は誰かの娯楽や生活のためになっているから今もそれは同じこと。

じゃあ、これが機械によって同じ量のリンゴを50人で作れるようになったとする。そしたら50人が働いてるだけでみんなはリンゴを食べれるようになる。これが機械の恩恵というもの。

 

でも、そしたら50人の働いている人からしたら納得いかないよね?だから50人でリンゴを占有する。これでは残りの50人はリンゴを食べられなくなってしまう。働いた人が給料をもらうのと同じで、働かない人に分ける理由などない。

ということで、残りの50人はみかんを作る。そのみかんを分けてあげるからリンゴを分けてもらうと。すると、機械が出てきたおかげで世の中の人はリンゴだけでなくみかんが食べれるようになりましたと。

 

でも、世の中そんな仲良くできないからうまくはいかないよ。そう考える人もいるでしょう。でもそれは嘘。だってリンゴを今までの2倍食べれるよりもみかんも食べれる方が嬉しいでしょ?だから必ずリンゴを作らなくてよくなった人が作ったみかんっていうのには価値があるしそれと交換するようになるんだ。

これが現代社会で言い表すと、今まで必要な仕事を機械がやってくれたと、だから人を雇わなくてよくなる。でもサービスの量は同じだから今まで以上に儲かる。要するにリンゴがたくさん手に入るのと同じ状態。けど、人っていうのはどこかでお金を必ず使う。じゃあどこでお金を使うのか、今までより増えたお金は確実に機械に追いやられた人のおかげで新しくできた仕事に対するサービスに対して支払うようになる。

だってお金だけ持って死んでも意味ないから使うでしょって話。

 

ということは、どんどんと必要で絶対やらなきゃいけない仕事は機械がやってくれて、浮いた人手はそこまで必要じゃないこと、つまりは娯楽に回っていく。娯楽に人はお金を出すようになる。これは世の中の当然の進化なんだよね。ゲームなんて100年前はなかったでしょ。この必要でない娯楽を楽しめることこそが豊かさなんだよ。

ってことで、機械によって仕事がなくなっても必ず新しいサービスが生まれ、そこにお金は行き渡るからもっと歓迎すべき。以上。